昨日は“ゲイバーで避けたい話題”について記事にしてみたので、今日はその逆の“ゲイバーの定番の会話”について触れてみたいと思います。
初めて行くお店では、飲み物の注文が終わり、ひと段落すると、まず最初にこう聞かれるでしょう。
『 このお店は初めてですか? 』
“は、はい・・、初めてです・・・”
そして次の質問へと進みます。
『 普段はどの辺に飲みに出るんですか? 』
“2丁目のバー○○へよく行きます。” “新橋が多いですね・・・”
などなど、他のお店や行きつけのお店についての話題となっていきます。
そしてその話題も落ち着いた頃、必須項目(笑)の必ず聞かれる質問となります。
『 今、彼氏はいるんですか? どんな人がタイプですか? 』
“いや、イナイっスよ!” “小池徹平君みたいな感じの人です。” “イカニモでヒゲですかね!?”
など色々なタイプや男についての会話で軽く盛り上がり、さらにつっこだ残り2問へと進んでいきます。(笑)
『 タチですか・・・? 』
『 ネコですか・・・? 』
やはりノンケの男が女の子の話をするのが大好きなように、ゲイも男や恋愛の話が大好きで一番盛り上がるテーマのように思います。
この“ゲイバーの定番の会話”で、お客さんの心を ぐっ とつかみ、他のお客さんとの楽しい会話へつないでいくことが、その後そのお客さんが再度お店へ来てくれるかどうかの判断基準となっていくような気がします。
一般的に初めてのお店では、ビールやショットで飲む人が多く、様子見的な要素が多いので、もしも“ボトルを入れまーす!”なんてなった場合には、そのお店を気に入ってくれて、また来る意思がある証拠だと思います。(まあ中には捨てボトル?感覚で、1日で空けちゃうなんて人もいますが・・・汗)
そして、タチかネコか?の質問の回答だけど、“時と場合によります。”、“どっちもです”など、リバーシブルなリバを連想させる回答をよく耳にしますが、個人的な印象としては、実際には“ネコ”の人の割合の方が多いような気がします!?(笑)
定番の基本的会話は最初のとっかかりとして大事だし必要だけれども、形式だけの定番会話のみにならないように、お客さん一人一人を尊重して、個々との人間関係を重視していけたらいいなあと思います。